30代を迎えた多くの女性が仕事や家事、育児に追われる中で夜の睡眠がなかなか眠れないと感じている方もいるのでは無いでしょうか?
もしかすると、そんなあなたにとってピラティスが救世主になるかもしれません。
ピラティスは体の引き締めや姿勢改善だけでなく、睡眠の質を向上させる効果があると言われています。
この記事ではピラティスが睡眠に良い影響を与える理由と、睡眠の質改善の具体的な方法について解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
30代女性に多い睡眠問題
「疲れているのにすぐに眠れない」
「眠れても夜中に目が覚めてしまう」
こうした経験は、多くの30代女性にとって共通の悩みとされています。
睡眠不足や質の低い睡眠が続くと身体の回復が不十分になり、疲労感を感じやすくなったり、さらには精神的にも悪い影響を及ぼします。
これが長期的に健康や美容に悪影響を及ぼす可能性があるため、すぐにでも改善する必要があります。
ピラティスが睡眠の質を向上させる3つの理由
どうしてピラティスが睡眠改善に効果的なのでしょうか?
ピラティスは、ボディメイクにとても有効な運動として知られていますが、それだけではなく深いリラクゼーションをもたらし、身体と心のバランスを整える効果も期待できます。
以下に、ピラティスが睡眠の質を向上させる主な理由をいくつかご紹介します。
1. 呼吸法で自律神経を整える
ピラティスの基本には、「呼吸」があります。
深くゆっくりとした呼吸を行うことで、体内の酸素供給が改善され、身体と心の緊張がほぐれていきます。
この呼吸法は、特に副交感神経を刺激し、自律神経のバランスを整える効果があります。自律神経が整うと、心が落ち着き、体もリラックスした状態になりやすくなります。
結果として、夜になると自然に眠気が訪れ寝つきが良くなると言われています。
2. 筋肉の緊張を和らげ、体をリラックスさせる
ピラティスのエクササイズは、全身の筋肉をバランスよく使い、適度なストレッチを行います。
これにより、日常生活で蓄積された筋肉の緊張が解消され、体がリラックスしやすくなります。
特に、仕事や家事で凝り固まった肩や腰、背中などの筋肉をほぐすことで、寝る前に体を軽く感じることができ、より深い睡眠へと導いてくれます。
3. メンタル面のリフレッシュ効果
ピラティスでは、動きと呼吸に集中するため、心がリフレッシュされます。
日常のストレスや不安から解放され、心が穏やかになることで、寝る前に余計な考え事をしなくて済むようになります。
また、ピラティスを行うことで得られる達成感や自己肯定感が、ポジティブな感情を生み出し、リラックスした状態で眠りにつくことができます。
ピラティスを実践して、質の高い睡眠を手に入れる方法
睡眠の質を向上させるためには、日常生活にピラティスを取り入れることが効果的です。
特に、寝る前の時間にピラティスを行うことで、心身をリラックスさせ、スムーズに睡眠へと移行することができます。
ここでは、簡単に取り入れられるピラティスの実践方法をご紹介します。
睡眠の質を向上するためのエクササイズ(チャイルドポーズ)
一日の終わりに、スマートフォンやテレビから離れ、静かな場所でピラティスを行うのがおすすめです。
ヨガマットを敷いて、リラックスできる服装で始めてみましょう。
効果
- 背中のリラックスとストレッチ:チャイルドポーズは、特に腰から肩甲骨にかけての背中全体を効果的に伸ばします。これにより、日常生活や運動後の緊張を和らげ、疲労回復を助けます。
- 股関節の柔軟性向上:このポーズでは、膝を曲げて股関節を外側に開く動作が含まれるため、股関節周りの柔軟性が高まります。長時間座っている人や、股関節の可動域を広げたい人に特に効果的です。
- ストレス軽減とリラクゼーション:チャイルドポーズは、深い呼吸を促し、心を落ち着かせる効果があります。ゆっくりと呼吸をしながらポーズをキープすることで、ストレスを軽減し、心身ともにリラックスすることができます。
- 内臓のマッサージ効果:ポーズ中にお腹が太ももに押しつけられるため、消化器官が軽く圧迫され、内臓がマッサージされる効果があります。これにより、消化を助けたり、内臓の働きを活性化させたりする効果が期待できます。
- 肩と首の緊張を和らげる:手を前方に伸ばすことで、肩や首の筋肉が伸び、凝り固まった筋肉をほぐすのに役立ちます。デスクワークやスマートフォンの使用によって引き起こされる肩こりや首の痛みに効果的です。
方法
- スタートポジション:床に膝をつけ、四つん這いの姿勢から始めます。膝は腰幅程度に開き、つま先を軽く合わせます。肩の真下に手首が来るようにし、背筋をまっすぐに保ちます。
- ポーズに入る:息を吐きながら、ゆっくりとお尻をかかとの方に向かって引いていきます。できるだけお腹が太ももに触れるようにし、額を床に近づけます。
- キープ:このポジションで深呼吸を繰り返し、30秒から数分間キープします。息を吸うときに背中が膨らむのを感じ、吐くときに背中の緊張を緩めるイメージを持ちましょう。
- 戻る:ポーズを解くときは、手で床を押しながらゆっくりと四つん這いの姿勢に戻ります。背中を丸めないように気をつけて、自然な姿勢に戻ります。
注意点
- 膝や足首に痛みがある場合は、膝の下にブランケットやクッションを敷くことで負担を軽減できます。
- お腹を圧迫しすぎないように、お腹が太ももに深く触れるのが苦しい場合は、膝を少し広げてスペースを作りましょう。
- 額が床に届かない場合は、手のひらを重ねてその上に額を乗せることで、無理のない姿勢を保つことができます。
ピラティス後のリラクゼーションタイムを設ける
エクササイズの後は、5分ほど静かな時間を過ごし、心身がリラックスした状態を感じてみましょう。
ベッドに入る前にこのエクササイズを行うことで、体と心が整いスムーズに眠りへ入ることができます。
ピラティスで睡眠の質改善ならピラティスシーへ
ピラティスは、忙しい30代女性にとって心身の健康を支える強力なツールです。
睡眠の質を向上させることで、日中の疲労感が軽減され、エネルギーに満ちた毎日を過ごすことが期待できます。
また、ピラティスを続けることで、体の柔軟性が高まり、姿勢が改善されるといった、他の健康面でも多くのメリットが得られます。
尾道でピラティスならぜひピラティスシーをご検討してみてください。