産後うつを克服するためのピラティス|エクササイズもご紹介

産後うつは、出産後に直面する可能性のある深刻な問題です。

これから子育てを行っていくには、身体的な回復に加えて、精神的面でも良い状態を保つ必要があります。

本記事では、ピラティスを通じて産後うつの症状を軽減し、心と体の健康を取り戻す方法について詳しく説明します。

産後うつとは?

  • 産後うつとは?
    産後うつは出産後に発生するうつ状態で、悲しさ、無気力、不安感、集中力の低下などの症状が現れます。
  • 原因
    ホルモンの変化、睡眠不足、育児のストレス、体の変化などが影響します。
  • 産後うつを経験する割合
    産後うつを経験する女性は約10〜20%と言われています。

2. ピラティスが産後うつに効果的な理由

  • 体と心のつながり
    ピラティスは身体の強化だけでなく、呼吸法とマインドフルネスを組み合わせることで、精神的な落ち着きとストレスの軽減に役立ちます。
  • 科学的根拠
    ピラティスの運動はエンドルフィンの分泌を促し、気分を改善する効果があります。また、体幹の安定性を高めることで、自信と自己肯定感を向上させる効果があります。

3. スタジオ通いを始める前に知っておきたいこと

  • 医師への相談
    産後すぐにピラティスを始める前に、医師と相談することが重要です。
  • スタジオに必要な物
    うごきやすい服装、水分補給、汗拭きタオルを準備しましょう。分からない場合は事前にスタジオへ確認することをおすすめします。
  • 初心者向けレッスンからはじめる
    インストラクターに「産後向けの簡単なエクササイズから始めたい」と説明し、初心者向けのレッスンから行うようにしましょう。

産後うつを感じた時に実践したいエクササイズ(スパインツイスト)

スパインツイストのやり方

  1. スタートポジション
    • 床に座り、両脚をまっすぐ前に伸ばします。もし骨盤が後ろに傾きやすい場合や腰に負担を感じる場合は、ひざを軽く曲げて無理のに体制に調整しましょう。
    • 背筋を伸ばして座ります。骨盤をしっかりと立てて、背中が丸まらないように注意します。
  2. 腕(うで)
    • 両腕を前ならえの状態にします。肩はリラックスします。
  3. 動き
    • 息を吸って準備します。そして息を吐きながら上半身を右にツイスト(ひねる)。ツイストする時に、頭と腕も同時に回します。※骨盤は固定して動かないように注意しましょう。
    • 吸いながら中心に戻し、同じように息を吐きながら今度は左にツイストします。
    • これを左右交互に、5〜8回繰り返します。
  4. 注意点
    • ツイストする際に、背中が丸くならなに意識します。しっかりと軸を保っている意識で、肩が上がってしまわないように注意しましょう。
    • なるべくスムーズな動きになるように自分でコントロールしてみましょう。無理に体をひねったり勢いで動かしたりせず、自然でなめらかな動きを意識しましょう。

スパイツイストの効果

スパインツイストが産後うつに効果的な理由は以下の通りです

  1. リラクゼーションとストレス軽減
    • エクササイズを行うことで背中や腰の緊張を緩和します。これにより、体全体のリラクゼーションを促し、ストレスの軽減につながります。
    • ゆったりとした呼吸と動作を組み合わせることで、副交感神経が刺激され、心が落ち着く効果が期待できます。
  2. 集中力の向上
    • エクササイズ中は、体の動きや姿勢に集中するため、頭に中のノイズはシャットアウトされます。これによって心の安定感が増し、不安感や憂鬱感を和らげる効果が期待できます。
  3. 姿勢の改善
    • 正しい姿勢を保ちながら行うことで、体幹の安定性を高めます。姿勢の改善は、心身の健康にも関係しているため、自己肯定感を高めることにもつながります。
  4. 全身の血行促進
    • 上半身をひねる動きは、内臓や背骨周りの血行を促進し、エネルギーレベルを上げるのに役立ちます。血行が改善されることで、体全体のエネルギーが向上し、気分の改善に寄与します。

このように、スパインツイストは身体だけでなく、心にも良い影響を与えるエクササイズです。

無理のない範囲で、日常のエクササイズに取り入れてみてください。

おわりに

ピラティスは、産後うつの改善に役立つ心と体のエクササイズです。

体幹を鍛えたり、リラクゼーションを促進したりするピラティスは精神的な健康もサポートしてくれます。

スタジオ通いが難しいママさんでも、ピラティスを日々の生活に取り入れることは十分可能です。

子育てをよりポジティブにすることができ、産後のママさんだけではなく赤ちゃんにとっても大変良いことです。

最後までお読みくださりありがとうございました。

ぜひ参考にしてみてください。

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