出産後や子育て中の女性に多く見られる「反り腰」。
「姿勢が悪いだけ」と思われがちですが、放っておくと腰痛やぽっこりお腹、冷えやむくみなど、さまざまな不調につながることがあります。
今回は、尾道でピラティスを通じて女性の身体をサポートしているスタジオの視点から、反り腰の原因と改善ポイントを解説します。
反り腰とは?

反り腰は、骨盤が前に傾き、腰のカーブが過剰に強くなっている状態を指します。
特に妊娠・出産を経験した女性は、ホルモンの影響や腹筋・骨盤底筋のゆるみで骨盤が前傾しやすくなります。
反り腰による主な不調
| 不調の種類 | 内容 |
|---|---|
| 腰痛・肩こり | 腰椎や背中の筋肉に負担がかかる |
| ぽっこりお腹 | 腹圧が抜け、下腹が前に出やすくなる |
| 太ももの張り | 前ももに体重がかかり、脚が太く見える |
| むくみ・冷え | 骨盤周りの血流が悪化し代謝が低下する |
ピラティスでできる3つの改善ポイント
1. 骨盤のニュートラルを意識する
リフォーマーやマット上で骨盤の正しい位置を学び、腹圧を使って安定させます。
「骨盤を立てる」「恥骨とみぞおちを近づける」などのキューが有効です。
2. 腹横筋・骨盤底筋を活性化
呼吸とともにお腹のインナーマッスルを使うことで、骨盤の前傾を自然に整えます。
特に産後ママには「ブリッジ」や「レッグストレッチ」などの低負荷エクササイズが効果的です。
3. 背面の柔軟性を高める
太ももや背中の筋肉(ハムストリングや脊柱起立筋)が硬いと、骨盤が前傾しやすくなります。
「ロールダウン」や「キャットストレッチ」で柔軟性を高めましょう。

地方スタジオに多い「女性95%」という現実
地方の小規模ピラティススタジオでは、「女性95%」という極端なケースも見られます。
特に尾道のように地域密着型のスタジオでは、育児や家事の合間に通う女性が中心。
安心して身体を整えられる「女性専用空間」であることが、通いやすさにつながっています。
まとめ
反り腰は「姿勢のくせ」ではなく、「筋肉バランスの崩れ」からくる身体のサイン。
ピラティスで正しい骨盤の位置と呼吸を学び、女性特有の不調を根本から整えることができます。
尾道で自分の身体と丁寧に向き合いたい方は、ぜひ一度ピラティスを体験してみてください。
【引用元】
- 日本理学療法士協会「反り腰の原因と改善方法」
- 厚生労働省 女性の健康支援情報サイト
- Journal of Bodywork and Movement Therapies (2021)

身体が変われば、人生が変わる。
姿勢の歪みや身体の不調を根本から改善し、自信に満ちた毎日へ。ピラティスを通じて、健康的で美しい自分を手に入れませんか?